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整形について

整形に至った理由

『全身整形して誰も知り合いがいない所で生活する』

14歳の時に漠然と決めていた。


実際に整形したのは27歳の冬だった。

最初で最後にするつもりだ。


整形に至った理由は細々あるが、

コンプレックスとこれからの可能性に賭けた部分が大きい。


幼児期は人見知りせずよく笑う子だったからか、年に何度か媒体に出ていた。

幼い頃は自分をかわいいと思っていた。


小学生の頃、親戚から『○○ちゃんは(女優さん)を残念にした顔』『治すなら鼻』と何度か言われ、

クラスのかわいい女の子と自分の扱いの違いを感じて何と無く自分があまりかわいくないと気付いてしまった。

学生時代、家庭も学校も人間関係が上手くいかず元々無かった自信がますます無くなった。

社会人になると、学生時代より露骨に女性であることが求めらてるようになった。

不確かな「人間性」で評価が左右されてしまう。

テストの点数のように公平な裁きを受けられない。

話を聞いてもらえるか、お願いを受けてもらえるか見た目で有利にも不利にもなる。

損ばかりでは無く、得もしたからこそ見た目が大事だとより強く思うようになった。

ある程度までは愛想の良さでカバー出来るが、足りない。

プライベートでもやはり美人は周りから大切にされる。

蝶よ花よと愛でられてくれば心も綺麗だろう。

そんな人たちに見た目どころか内面でも張り合える気がしない。

本来、張り合う必要など無いが、パイは決まっているから早く取らなきゃいけない。

少しでも有利に、自分が望むように事を運べるようにしたいと思った。


整形で顔ががらっと変わる訳ではなく、少し整う程度だが

何もせずこのままでいるよりも

変われる可能性に賭けて整形に至った。